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Love Lab Kitchen

~料理に少しのサイエンスを、キッチンにクリエイティブを〜

添加物ばかり気にして、野菜が自然に持つ毒素は無視してない?

 野菜は肉食動物に食べられないように進化してきた

キャベツ畑

さぁ、有機野菜・無農薬野菜が人気が出て、日本人は口に運ぶものに含まれる化学薬品に対して非常に敏感。ほんとにそれだけでいいの?

 

身体によくないもの(栄養とならないもの)を総じて反栄養素と総じて呼ばれます。反栄養素は、あなたの口から身体に吸収され、じわりじわりあなたの体調に悪影響を及ぼしています。きっとあなたが想像してずっと。

 

 

反栄養素の摂取が原因で、体内の栄養素が奪われてしまい、ホルモン分泌の機能が低下し、時間が経つにつれて徐々に鈍らせてしまうところが怖い。ちょっとずつ身体が弱っているから、その日常が健常体だとすっかり信じ込ませてしまう。仕事に集中ができないのも、もしかしたら、反栄養素が原因かもしれません。

 

反栄養素の体内に含まれる量はや遺伝によっては、自己の免疫反応、つまりアレルギーが出るかもしれません。こうなると、アレルギーは、免疫系が身体の重要なシステムを攻撃して、身体が一層大きなダメージを受けることになってしまいます。

 

 

大切なのは、反栄養素含む食品をなるべく食べないようにして、免疫系を刺激する食品を完全に避けて、免疫反応を抑制することです。

 

 

たいていの人は、身体に悪い物と言えば、食品に添加される保存料、農薬、着色剤などを思い付く人も多いでしょう。これらに添加材に含まれる毒素には注意しているのに、食材に含まれる自然の毒素に無関心。

 

食材に含まれる自然の毒素が脳のパフォーマンを低下させることを理解している人はほとんどいません。残念ながら。日常口にしている食材に隠れている「自然由来の毒素」のことを意識している人は、さらにわずかしかいないと思うのです。

 

この自然由来の毒素は、植物の栽培や貯蔵中に形成されるもので、その主な機能は、植物が繁殖するために、肉食動物、昆虫や微生物、菌類に食べられないようにするための自己防衛です。そう、植物は、僕らが食べるために進化してきたわけではなく、、僕らに食べられないようにするために、複雑な自己防衛システムを毒素という形で進化させてきたわけです。

 

 

人間もこのような栄養学上の地雷(自然由来の反栄養素)を避ければ、心身ともに最高に機能させることができ、ハイパフォーマンス状態を維持できることを実感できると思います。

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さて、次からはこの自然由来の反栄養素について紹介しましょう。自然由来の毒素の主なものには、レクチン、フィチン酸、シュウ酸、が挙げられます。

レクチン―ナス科の食材が頭痛や間接痛に悩まされる原因に

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レクチンはタンパク質の一種。レクチンは体内で細胞膜を覆った糖質と結合し、小腸の代謝を阻害することが判明しています。また、レクチンは腸絨毛(小腸の内表面にある栄養を吸収する指状突起)や関節に損害を与えます。

 

レクチンと一口に言ってもその種類は数千以上。レクチンは様々な形で、幅広い生物種に依存します。そのレクチンのすべての分子構造が有害で腸内に損害を与えるわけではありません。

 

ここで取り上げるレクチンは、ナス科の食物に含まれる植物性レクチン。植物性レクチンは、関節を固めてしまい、さらに腸を刺激し、細菌をに増やして、レプチン抵抗性(レクチンじゃないよ!)を上げてしまいます。レプチン抵抗性が上がると、太り過ぎてしまった人の脳に満腹シグナルが届かなくなってしまいます。

 

このようなレクチンは多くの植物性・動物性の食材に含まれますが、豆類・ナッツ、穀類などの植物性食品は他より圧倒的に多く含んでいます。レクチンを摂取すればするほど身体を害するリスクが高まるので、高レクチン食品を選ぶことに利益はありません。

 

 人によってどんなレクチンに敏感に反応するかは異なります。自分が敏感な種類のレクチンを含む食材を食べると炎症が生じて、頭がもやもやしたり、関節が痛んだり、肌荒れや片頭痛の原因にもなりえます。

 

特に、ナス、ピーマン、トマトやジャガイモなどのナス科の植物に含まれる種類のレクチンには、多くの人が敏感であるケースがあります。レクチンは、慢性関節リウマチ患者の割合に増えています。また、レクチンは一般的な自己免疫反応を引き起こし、肌荒れの原因にもなります。

 

幸い、ナス科食材に含まれているレクチンは熱で破壊されます。ナス科のレクチンは、加熱することで分解することができます。

 

フィチン酸、穀物やナッツ類はもろ刃の剣

Onigiris Charuca

ゴマや米、小麦なドに含まれるフィチン酸もまた、動物や虫に食べられないように進化してきました、植物の自己防衛システムです。フィチン酸事態は、生活習慣病の改善に効果があるとされる論文が多くみられ、身体に摂り入れたい栄養素ではあります。

 

 しかし、フィチン酸の摂りすぎは危険。フィチン酸は、動物の健康に必要なミネラル、なかでも鉄、亜鉛、マグネシウム、カルシウムと結合しやすく、フィチン酸と結合したミネラルは残念ながら、身体に吸収されることなく排泄されてしまいます。

 

フィチン酸は、抗酸化物質。つまりフィチン酸は他の分子が酸化したり、ダメージを負うことを防ぐ働きをしてくれる物質です。抗酸化物質の摂取は、身体にとってメリットなのですが、フィチン酸はメリットとデメリットの両方を有する物質です。残念ながら摂りすぎ注意。

 

人間は身体の中でフィチン酸の毒素に対して処理する能力は持っているし、普段の食事からフィチン酸を排除することなんかほとんど不可能。ただし、ミネラル源を吸収するための食事であれば、フィチン酸を多く含む食材は避けた方がいいでしょう。

 

 

フィチン酸を多く含む食材でも、食材を茹で汁を避けたり、レモンや酢など酸に浸せたりすれば、フィチン酸の割合を減らすことができます。米などの穀物と大豆などの種子類に含まれるフィチン酸は加熱したとしても腸を刺激します。

 

 

牛や羊など腸の長い家畜はフィチン酸の分解を促す特殊な細菌や酵素を腸内持っています。しかし、人間、ブタ、ニワトリなどの雑食種は持っていません。このためフィチン酸の直接の供給源だけでなく、ブタやニワトリなどにもフィチン酸は含まれています。

 

 

*シュウ酸、緑黄色野菜は生で食べると危険かも

this morning...

シュウ酸は植物が動物、昆虫や微生物、菌などから身を守るために形成した反栄養素。緑黄色野菜の生で食べたときの苦味の正体がシュウ酸です。シュウ酸は、ケール、スイスチャード、ホウレンソウなどの生の緑黄色野菜や、黒コショウ、パセリ、ビート、チョコレート、ナッツ、ベリー、豆類に多く含まれています。

 

シュウ酸が血中のカルシウムと結合して、小さくとがった結晶となって体内に堆積して、内蔵系を刺激します。とがった結晶が腎臓に蓄積されれば、腎結石というわけです。

 

シュウ酸に対して敏感な人は、少量摂取しただけでも、口や耳、目のどなどに炎症ができてしまいます。特にシュウ酸の体内蓄積量が多い人は、筋力低下、腹痛、むかつき、嘔吐、下痢などが引き起こされることもあります。

 

シュウ酸もフィチン酸と同じく酢やレモンの酸に漬けるか、湯がいてその湯を捨てることで、体内に摂取されるシュウ酸の量を抑えることができます。

 

だから、いくら新鮮だからといって、生のケールやホウレンソウをそのままスムージーとして食べることはしてはいけません。茹でてからスムージーにしないと身体にとって害なのです。

 

 

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