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Love Lab Kitchen

~料理に少しのサイエンスを、キッチンにクリエイティブを〜

タマネギの硫化アリルと酢のアデノシンが高血圧対策に

Still Life - Onions

タマネギの硫化アリルと酢から生まれるアデノシンが高血圧の予防にもなる

血液の流れが悪くなると血管にかかる圧力が上がり、血圧が高くなってしまいます。この状態が高血圧という症状です。これをそのまま放置してしまうと、血管が傷ついたり、硬くなったりしてしまうのです。最悪の場合には、信金梗塞や脳卒中など、命にかかわる病気につながります。


しかし、高血圧は自覚症状が出にくいもの。気づいたときには手遅れで、深刻な病を引き起こしていたということも。そのため、高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれています。

血液がドロドロになることを予防するのと同じように、高血圧を避けるためには生活習慣病と食習慣に気を付けることが一番大切です。ウォーキングなどの有酸素運動を行ったり、禁煙をすることです。あるいは、食べ過ぎ、飲み過ぎをしないように気を付けます。このような日々の生活の改善が高血圧を防ぐことにつながります。


生活習慣、食習慣の改善に加えて、タマネギの硫化アリルが高血圧には効果的。硫化アリルは血液中の脂質を減らして、血の流れをよくしてくれます。また、ビタミンB1と合わせることができるアリチアミンは、平滑筋(血管の収縮力を制御している筋肉)も柔らかくします。



そして、酢の主成分である酢酸は、体内に取り込まれるアデノシンという物質が生じます。このアデノシンによって、血管の代謝が高まり、弾力性が増加。つまり、血圧が上昇するのを防ぐのに有効な働きをするのです。

塩分を過剰に摂ってしまうことは高血圧の原因になることはよく知られています。だkらといって料理をいきなり薄味にしてしまうと味気なく思うものです。酢には塩気を強く感じさせる効果があります。

つまり、酢を上手に摂ることで、食事中をおいしくしながら減塩をすることができるのです。酢タマネギはどんな料理にも合わせやすいので、食事に酢を摂りいれる一番簡単な方法と言えるでしょう。

血圧を下げる食材とさらに組み合わせて効果倍増

酢とタマネギ以外では、血圧を下げる効果が大きいのは次にあげる食材です。これらを酢タマネギと一緒に食べることをオススメします。ただし、くれぐれも塩分の摂り過ぎには注意しましょう。


まず、イワシやサバなどの青背魚と呼ばれる魚。青背魚にはEPA(エイコサペンタン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)という成分が豊富に含まれており、血栓を溶かす作用があります。

また、血液をサラサラにして血圧も下げてくれます。青背魚を食べるときには醤油がほしくなるのかもしれませんが、代わりに酢タマネギを大根おろしと一緒にかけても良いでしょう。これなら酢の力で減塩にもなります。


ニラもまた、血圧を下げる作用で有名な食材の一つです。ニラが持っている独特な臭いは、タマネギにも含まれている硫化アリルが出しているもの。ですから、ニラを食べることで、タマネギと同じ効果が得られます。


また、ニラにはビタミンEが豊富。ビタミンEは血管を広げて血のめぐりを良くしてくれるので、高血圧予防には有効な栄養素です。さらに、細胞中の浸透圧が一定に保たれるように調整してくれるカリウムも多く含まれています。

ニラのほかに、アボカドや大豆、ワカメ、バナナなどにもカリウムは豊富です。また、野菜類では、ブロッコリーやホウレンソウ、春菊、キャベツなどにたくさん含まれています。酢タマネギをドレッシング代わりに使い、これらの野菜を茹でてたものにかけて食べるのよいでしょう。

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