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糖質オフダイエットを続けている人は足がつりやすい。原因はペアとなるイオンがバランスを崩しているから

糖質オフダイエットを続けていて身体がつりやすくなったと感じませんか?

Pumpkin Spice Cake (I)

私たちの身体のおよそ60兆個の細胞で構成されています。そのすべての細胞の中と外にミネラルがイオンという状態で一定のバランスを保った状態で存在することで、役割を果たしています。


例えば、身体に不可欠なミネラルとしてカルシウム。カルシウムは骨や歯を作るために必要なイオンとして、ダイエット中だとしても積極的に摂りたい栄養素ですね。糖質オフダイエットをしている場合、糖質の代わりにチーズを朝ごはんに食べる人も多いと思います。

ただし、ここに落とし穴。ただカルシウムをしっかり摂っているから大丈夫!と思っている人が多いと思いますが、カルシウムだけが過多の状態はよろしくおありません。カルシウムの働きは実はマグネシウムと密接に関連しています。そのため、カルシウムはマグネシウムと適切なバランスを保っていなければ正常に働くことができません。


このような二つのイオンがペアとして、バランスが保つことで働くイオンのことをブラザーイオンといいます。ブラザーイオンはカルシウムとマグネシウムの組み合わせ、カリウムとナトリウムの組み合わせ、銅と亜鉛の組み合わせがあります。


特に、糖質オフダイエットを続けている人の中には、足がつりやすくなったのではと感じたことはありませんか?糖質オフダイエット食では、これは実をいうと、ブラザーイオン、カルシウムとマグネシウムのバランス、ナトリウムとカリウムのバランスが乱れていることに原因があると思います。

カルシウムとマグネシウムは収縮・弛緩を制御しています。

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カルシウムとマグネシウムは筋肉の動きに関係していて、通常はカルシウムが細胞の外に、マグネシウムが細胞の中に存在しています。筋肉はカルシウムが細胞の中に入ってくることによって収縮し、再び外に出ていくことで弛緩します。


細胞の中に入ったカルシウムを外に追い出すのがマグネシウム。こうして筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで私たちは身体を動かすことができるのです。


カルシウムは体内でその99%が骨と歯として蓄積されています。残りの1%が血液中に存在し身体中を移動しています。このため、食事から摂取されるカルシウムが少し不足したとしても、骨や歯から溶け出すことで血液濃度をほぼ一定にキープすることができます。


一方、マグネシウムはタイナでの蓄積場所がありません。食事から補給する量が不足すれば、カルシウムとのミネラルバランスが崩れてしまうことになります。

糖質オフダイエット中でで、ご飯やパンの代わりにチーズやヨーグルトなどの乳製品を口にする人が多いと思います。これらの乳製品にはカルシウムは豊富に含まれていて、カルシウムの摂取には十分なのかもしれません。がしかし、乳製品にはマグネシウムがほとんど含まれていません。


つまり、乳製品を摂取していると、カルシウムだけが過剰に摂取されてしまうことで、カルシウムとマグネシウムのミネラルバランスが崩れてしまい、筋肉を形成する細胞の中でカルシウムの量が過多になってしまいます。マグネシウムの働きが弱くなってしまいますので、筋肉が収縮しっぱなしになり、足がつりやすくなったり、こむら返りを起こしやすくなってしまうのです。


乳製品をよく摂るという人の場合、マグネシウムが豊富な食品も意識して摂るようにすると安心です。具体的には、アーモンドやカシューナッツ、ピーナッツといった種実類やゴマ、これらの食材の中でも、マグネシウムが豊富なのはアーモンド。もし乳製品を摂るのであれば、アーモンドと一緒に摂ることをお勧めします。


その他、マグネシウムが多く摂れる食材は、スルメ、干しヒジキ、乾燥ワカメ、青のりなどの解散乾燥類、納豆や木綿豆腐などの大豆製品。特に、大豆製品ははカルシウムとマグネシウムの両方が豊富に含まれるのが特徴です。


現代の日本人はカルシウム不足にだけ敏感。カルシウムの補給源というと、安易に乳製品という先入観があるのかもしれません。でも、考えてみると、日本人が乳製品を摂るようになったのは戦後から。


それ以前の子供の骨折や女性の骨粗鬆症が少なかったという見解もあるそうです。その理由は、日光に当たり身体を動かして、さらに乾燥類や大豆製品を食べることで十分なカルシウムやマグネシウムを摂ることができていたのかもしれませんね。

カリウムとナトリウムのバランスが血圧の調整や筋肉の働きに影響を与える

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糖質オフダイエット中の人が次に意識したいブラザーイオンの組み合わせはカリウムとナトリウムのペアです。細胞の中にカリウム、細胞の外にナトリウムに存在し、ペアで働くことができます。カリウムとナトリウムは細胞間の体液バランスを整え、血圧の調整や筋肉の働きに関係があります。


ナトリウムを多く含む食材としては基本調味料の塩。このため、減塩していたとしても、よほどストイックにしない限りナトリウムが不足することはありません。ナトリウム不足に陥るほど減塩なんてほとんどできません。


しかし、カリウムは身体の中から出やすいという特徴があります。特に汗や尿などの排泄物に多く含まれるのがカリウムです。


ダイエットのためにスポーツジムに通ったり、岩盤浴やサウナなどで日常的に大量の汗をかいたり、コーヒーやアルコールの飲み過ぎで多尿になると、カリウム不足に陥りやすい状態になります。


また、カリウムは水に溶けやすく食材からも流出されやすい栄養素です。野菜にも多く含まれるカリウムはスープや煮物などにすると、水に溶けてその損失量は30%程度。


カリウムが不足してしまうと筋肉に力が入りづらくなります。それがマグネシウムの不足も相まって相乗効果で。引き起こされる体の不調も筋肉の痙攣や足のつりが加速されてしまいます。当然、カリウムが不足することで筋肉のトラブルがより起こりやすくなってしまうことは言うまでもありません。


カリウムが豊富に含まれている食材は、刻み昆布、おぼろ昆布、干しヒジキ、ワカメ、スルメ、カツオ、納豆、アボカド、サトイモ、サツマイモ、バナナなども多く含まれています。


カリウムは筋肉に多く存在しているので、少食で筋肉の量が少ないという人は、カリウム不足の症状に陥りやすいとも言えます。やせ体型で健康のために糖質オフ食をしていると人はとくに、海藻サラダを積極的に取り入れることをオススメします。

また、運動習慣がある場合は、運動前にタンパク質や食物繊維を確保したあと、イモ類やバナナなど、カリウムと糖質が豊富な食材をエネルギー源として口にしてみてもいいかもしれません。

カリウムをたくさん摂取していたとしても、外食や中食、加工食品の食べ過ぎでナトリウムを摂りすぎていた場合も問題です。

いずれにしろ、糖質オフダイエットで足がつりやすくなったという自覚がある場合、ミネラルバランス乱れを疑って、食事のバランスを見直す必要がありますね。

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