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Love Lab Kitchen

~料理に少しのサイエンスを、キッチンにクリエイティブを〜

糖質オフの食事は栄養バランスが悪い?もともと糖質過多な食生活、糖質を抑えることでビタミンの摂取量を賄う

Chinese Chicken with Ginger Onion sauce

バランスよくいろいろな食材からしかビタミンは効率よく摂れない

食事はバランスよく食べなさい、とよく言われますが、その理由は身体に必要な栄養素を様々な食材を食べることで、初めてビタミンなどの微量な栄養素をちょっとずつ摂取するためと言われています。

しかし、ここにちょっとした誤解があるのです。正しい糖質制限することで、結果的にほとんどのビタミンを摂取することができます。

動物性タンパク質からしか摂取することができないビタミンBビタミンB

それじゃあ、まずビタミンB群から説明していきましょう。
ひとくちビタミンBといってもその種類は様々。ビタミンB群とは、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種類のビタミンの総称です。

各ビタミンに役割がありますが、すべてのビタミンB群はグループとして働かせていきます。ビタミンB群には、糖質や脂質を代謝してエネルギーに変換するために必要ですし、脳の神経伝達物質を作ることになります。


糖質を抑えしっかりタンパク質を摂る、つまり、肉と魚を食べていれば、ビタミンB1、B2、ナイアシン、パントテン酸、B6、B12とほとんどのB群をきちんと補給することができます。まずなかでもビタミンB12は動物性タンパク質にしか含みません。の食品委しか含まれていません。

ビタミンB12もは葉酸とともに赤血球に含まれるの中のヘモグロビンをという酸素の運び手の合成に欠かせないかかわるビタミンです。ビタミンB12が不足してしまうと、すると血液やヘモグロビンがうまく合成できなくなり、作り出せなくなり、質の悪い悪性貧血になってしまいます。に陥ってしまします。

ビタミンB12がこのことがまだ知られていなかった時代、動物性タンパク質の不足による悪性貧血で命を落としてしまうす人が少なくなかったそうですかったのです。

つまり、肉や魚もきちんとを食べなければ血液を十分に作ることができず、れず最悪死に至るということです。に死んでしまうということです。

人類400万年の長い歴史の中で、農耕文化が始まって大豆などからタンパク質を作るようになってから、まだわずか1万年余りです。、それまでの399万年間はほぼの長きにわたり、人がいかに動物性タンパク質にたよりきって生きてきたというわけです。たよってきたかということの証明といえるでしょう。


ちなみにベジタリアンの方はは野菜だけではビタミンB群が不足してしまうので、まかなえないこうした栄養素をサプリメントで補っていかなければなりません。います。

ビタミンAもまた、動物性タンパク質食品委しか含まれていない栄養素で、消化器や呼吸器の粘膜を強化したり、健康な視力を保つために欠かせないビタミンです。ただし、ビタミンAに関しては、緑黄色野菜に多く含まれているβカロテンが必要に応じて体内でビタミンAに変換されるので、まだ救いがあると言えるでしょう。

魚のタンパク質からちゃんと摂取したいビタミンD

身体に必要なビタミンを補給できるのは肉だけではありません。ばかりではありません魚に含まれる。やはり動物性タンパク質がビタミンDです。の魚にも、特融ビタミンがあります。なかでも特徴的なものがビタミンDです。

ビタミンDといえば、これまでビタミンB1やビタミンCと比較すれば、Dは、どちらかというとあまり目立たない栄養素なのかもしれませんが、最近、地味で目立たない栄養素でしたが、近年、欧米の研究機関の報告により健康に関する研究ビタミンDが与える健康のプラス面がが進み、欧米で様々な報告がなされ、注目を集めています。注目を浴びています。

まず、血中の血中のビタミンDの濃度が低くなるといと心臓疾患や糖尿病発症のリスクが高まることが最近の研究で解明されたそうです。まります。そしてさらに濃度が低くなると、また、癌や呼吸器機疾患、うつ病のリスクが高くなっていくそうです。との関連も報告されています。


ビタミンDはそもそもカルシウムの吸収や骨や歯の形成にかかわる栄養素る補酵素として有名でした知られてきました。ビタミンDが欠乏すると骨を作ることができないので、年齢とともに骨量が減っていく中年以降はとくに摂取したい不可欠な栄養素と言えます。

ビタミンDには動物性のものと植物性のものがあり、前者は魚介類にも多く、後者はキノコに含まれます。ただし、キノコ類に含まれているビタミンDはその前駆体の形で存在していて日光に当たって初めて機能するという特徴があります。


このため、食べる前には、天日干しする必要があります。その点、魚に含まれるビタミンDはそのままで機能しますし、身体への吸収がいいという特徴があります。

また、青背の魚にはビタミンEも豊富なので、抗酸化作用や血流促進といった作用も期待することができます。糖質オフの間食でよく利用されるナッツにもビタミンEは豊富に含まれています。


植物性食品に目を向けてみましょう。ケガや内出血をしたときに血液を固めたり、丈夫な骨づくりに欠かせないビタミンKはワカメや焼きのりなどの海藻、納豆などに多く含まれます。どれも、ここまで紹介してきた糖質オフ食に頻繁に登場する食材ということがお判りでしょう。

ビタミン補給というと、ほとんどの人は野菜をイメージします。でも実を言うと、野菜に期待できるビタミン補給は主にビタミンCです。とはいっても裏の畑で収穫したての新鮮な野菜以外からは、さほどその恩恵も期待できません。


ビタミンCの働きは多種多様です。抗酸化作用、免疫力のサポート、コラーゲンの生成、血圧やコレステロールのコントロールなどなど、様々なものがありますが、そのうちひとつに、抗ストレスホルモンの生産があります。


私たちはつねに様々なストレスに見舞われていますが、このとき腎臓の上に位置する副腎という臓器からコルチゾールというホルモンが分泌され、ストレスに対処することができます。そのコルチゾールを作るサポートをするのがビタミンCです。

紫外線、排気ガス、暖房による極端な気温の寒暖差、電磁波、複雑な社会生活で生じるストレス。これらにつねにさらされている現代人とってビタミンCはコンスタントに必要な栄養素です。新鮮な野菜を毎食摂り、加えてビタミンCはサプリメントで補給するのもよいかもしれません。

ビタミンだけでなくミネラルも、肉と魚、海藻や大豆製品、副菜の野菜をしっかり食べる糖質オフ食で、ほぼすべてをカバーすることができます。「糖質オフ食=バランスの偏った食事」というのが、いかに誤ったイメージがおわかりでしょう。