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Love Lab Kitchen

~料理に少しのサイエンスを、キッチンにクリエイティブを〜

背の青い魚も焼かずに刺身で食べるのが健康によい

http://www.flickr.com/photos/74105777@N00/3007429303
photo by adactio

青背魚に多く含まれる健康によい脂肪酸、DHA、EPA

体重の増加や血中コレステロールの上昇を抑えるために、脂質はあまりとりたくない栄養素という認識が広まっています。脂質の過剰摂取は、さまざまな生活習慣病の原因になることは周知の事実です。


しかし一方で、健康促進のために意識して積極的に摂りたい脂質もあります。


その代表的なものが、魚に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸なのです。


これらは多価不飽和脂肪酸と言われ、常温でも固まりにくい性質を持っています。双方とも青背魚に多く含まれており、お互いに補いあいながら体によい作用をしています。


DHAとEPAを多く含むのは、サバやウナギ、イワシ、サンマ、マグロの刺身などで、アンコウの肝が食品の中で最も多いと言われています。


DHAは、悪玉コレステロールを抑制し、脳を活性化することで知られています。脳には必要な成分しか通ることができない脳関門というところがあり、DHAはそこを通過できる数少ない成分。


そのため、成長期にDHAを多く摂ると脳の発育に良いと言われています。


EPAの特徴的な働きは、血液が凝固するのを抑えることです。そのためEPAが不足すると血液が固まりやすくなり、動脈硬化などのリスクが高まることに、実際に医療現場では、EPAを動脈硬化の治療薬として使用しています。


また、最近の研究では、アトピー性皮膚炎、花粉症、慢性気管支炎などのアレルギー性疾患の予防や改善にも効果があると報告されています。

脂肪酸DHAやEPAを効率よく摂取するには刺身が食べるとよい

DHAやEPAを効率よく摂取するには、刺身で食べるのが一番です。DHAやEPAは、数個の二重結合を持つことから酸化しやすいという欠点がありますが、刺身で食べられるほど新鮮であれば問題ありませんし、焼いたり揚げたりすることで加熱すると脂質が流れ出てしまいます。


さらには、DHAやEPAが体内で酸化するのを防ぐためには、βカロテンの多い緑黄色野菜やビタミンC、ビタミンEを含む食品と一緒に食べると良いでしょう。


肉や乳製品に多い飽和脂肪酸、植物油に多い一価不飽和脂肪酸も体に必要な脂質ですが、最も不足しがちなのが多価不飽和脂肪酸、意識して摂りたい栄養素ですが、摂りすぎるとカロリーオーバーの原因になってしまします。一食の目安は、およそ魚一切れ約80gです。

高木商店 ねぎ鯖醤油だれ 100g

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