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Love Lab Kitchen

~料理に少しのサイエンスを、キッチンにクリエイティブを〜

ピーマンのビタミンCは壊れにくい、毎日食べたい野菜の一つ。

食材の話 食材の話-野菜の話

http://www.flickr.com/photos/45579842@N07/4186856689
photo by C.E.I.P. Sambori

ピーマンのビタミンCは熱にも強い

ほろ苦い風味で好き嫌いが分かれるピーマンですが、ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラス、ビタミンCは熱に弱いと言われますが、ピーマンのビタミンCは加熱しても損なわれにくいのが特徴。


炒め物や天ぷらなど油を使った調理をすれば、カロテンの吸収率もアップし、毎日積極的に食べたい野菜です。


ピーマンは、ナス科目トウガラシ属の植物です。原産は中南米で、コロンブスの新大陸発見を機に世界各地で栽培されるようになりました。


市販されているピーマンには青ピーマンと赤ピーマンがあります。青ピーマンは、一般的に「ピーマン」と呼ばれているもので、実が緑色のものです。実はこの青ピーマン、実がまだ熟していない状態、実が熟してから収穫してものが赤ピーマンです。

ピーマンは少し熟成させた方が栄養価が高い

ピーマンの緑色は葉緑素によるものですが、暑い日光にさらされているうちに葉緑素が減少し、それにかわってカロテノイドの一種である真っ赤な色を持ったカプサンチンが生まれ、完熟して赤ピーマンができるというわけです。


ちなみに、青ピーマンから赤ピーマンに完熟するには7週間程度かかるそう。完熟した赤いピーマンの方が甘味はありますが、赤くなるまでに日数がかかるため、効率よく収穫できる緑色のピーマンの方が、多く流通しているというわけです。


赤ピーマンと青ピーマンの栄養成分を比べてみると、熟すにつれてビタミンCやビタミンEが増加するため、青ピーマンよりも赤ピーマンの方は栄養価が高くなるという特徴があります。


ところで、ピーマンを大振りした形のパプリカは、ピーマンと同じナス科トウガラシ属にピーマンの“仲間”です。赤や黄、オレンジなど色味がカラフルで、ピーマンに比べて甘味があり苦味が少ないのが特徴で、生のままサラダにして食べたり、炒め物や揚げ物んいしたりして使われます。1993年に輸入解禁となり、オランダ、メキシコ、韓国から輸入されていますが、日本での生産も増えています。

沖縄県産 ピーマン約1kg

沖縄県産 ピーマン約1kg